Sunday, 18 March 2007

Why Publish?

昨日からの落ち込みを引きずって。「なぜ学術雑誌等に記事を投稿するのか」
それは、卒業後に大きな差が出るからです。ハクが付くから、とも言える。
ただ学位論文に関わっているだけでも一大事業だけれど、
終わっちまえば「ただの博士」。猫に小判。社会に出る後ろ盾がないっすよ。
年齢が若きゃ、時間を費やしてポスドク(Post Doctoral)への道ってのも
あるだろうが、人生折り返し地点をすぎた私にとっては、後戻りしたり
回り道したりしている余裕がないのですよ。布石打つべし!なのです。

学術雑誌ってのは、投稿してから掲載までに最低半年はかかる。
平均で1年間。ものすごいタイムラグです。ダイヤルアップより遅い。
掲載された頃には、もうそのアイデアが廃れていたりします。
他の人に寸での差で、先を越されたりします。
著作権競争みたいなもんです。パクりパクられ、追い追われ。

昨日のこともあったので、どれだけ自力で出来るか知るために
こんな本を読んでみることにしました。

Day, A. (1996). How to get research published in journals. Brookfield, VA: Gower.

これも約10年前の本なので、まともに受け取っていいかどうか。
何も無いよりはましなので、読んでみることにします。

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