Tutorなんて、カッコ良さ気だが実は労力の多い割には報われない仕事の一つである。時給$60という傍から見れば法外な収入に思われるが、このたった一時間の中には、Preparation が一時間、Delivery で一時間、Consultation で一時間、という「暗黙の了解」が含まれている。つまりは実質$20/時、というわけだ。
ところがこれもまたウソで、実際には授業用の教材の準備はかるく平均3時間を越えてしまう(要領が悪い?放っといてちょーだい)。やる気を出すほど報われないという、因果な商売が「教員」である。好きでなけりゃやってられるかよ、っち。
世の中には、うまい儲け話はないわけで、いかにInput を少なくしてOutput を最大に引き出すかで勝負は決まる。Delivery の時間(実際のTutorial Session)でどれだけガッツリ学生に満足度を与えるか、ってのがミソ。やってないけどやってるように見せるテクが自然と身についてくるってもんだ。いかにも必死でやっているのが表面に出るほど、かっこ悪いものはない。
ご同輩たちの中には、やたらめったら「大変大会」をする人間が多い。「私の方が大変よ」と言われるたびに「一発顔面パンチかましたろか、コイツ」みたいな連中がかなり多い。こういう連中達はみんな「大変な状況にいるのが好きでそうしている」としか思えなくなってきた。言ったとおりに労力をかけているなら、さぞかし素晴らしい内容の授業を毎週やっているのでしょうよ。ふんっ。何の不満があるんすか?
どう見ても要領の悪い気な自分。テキトーにやっているように見られがちな自分。ああっしゃらくせー。やることやってんだから、いいじゃないかようっ。規準より低いレベルでやってるって言うんなら文句も甘んじて受けようでないの。家でコツコツやってるんだってば。人目のつくところでこれ見よがしにやったって給料上がるわけじゃ無し、現場で勝負だよ。
はー、すっきりした。すんません、余りにも頭に来る出来事があったもんでね、つい。
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