Thursday, 8 March 2007

Business Communication

・・・の初授業でした。今日のテーマは「人と知り合う」。
昔の「ねるとん」みたい。9個の質問を用意して3×3の表に入れ、
その質問に合う内容の人の名前をクラスメイトから探し出し
ビンゴ形式で記入していくものです。
でも時間がたっぷりあったので、9個全部埋めることに
挑戦してもらいました。

その質問の中には
「Have you ever discriminated because of gender?」とか
相手が答えにくいような内容の質問も意図的に入ってます。
その場合、使う言葉を変えて相手に訊ねていいのです。

終わってから。
「どの質問が訊ねにくい/答えにくいと思いましたか?」
ここが今日の授業の焦点でした。
自分では「OK」と思っていることが、相手には不快に取られる。
そんなことが結構あるわけで。それを探っていくのが主旨でした。

「性別/人種/民族/収入/生活レベル」等の分野に関わる
質問内容がやはりセンシティヴ(敏感)になるようです。
それでも尋ね方次第で答えをもらえることも分かりました。
例えば「Where are you from?」と訊ねるより
「アナタのCultural Backgroundは?」と訊ねる方が
答えがもらいやすかったりします。
オーストラリアならでは、という気もします。
こちらでは、永住権は持っているが市民権の無い人は
沢山いますし、容姿が違っても市民権があれば
みんなオーストラリア人です。
西洋人に見えるからオーストラリア人、という定義づけは
相手をかなり不快にさせるようです。

特に単一民族の日本人は、こういうことを知っておくと
外国での仕事の時にかなり役立つのでは、と思います。

No comments: